山下 敦司
フレンチレストランAIX:S(エックス)オーナーシェフ。服部栄養専門学校卒業後、フランス料理「銀座 清月堂」、大阪欧風菓子「ケンテル」を経て、1995年渡仏。エクス・アン・プロヴァンス「ル・クロー・ドゥ・ラ・ヴィオレット」(ミシュラン二つ星)、パリ「ル・ディヴェレック」(二つ星)、アヌシー「オーベルジュ・ド・レリダン」(三つ星)、ロアンヌ「トロワグロ」(三つ星)、パリ「ピエール・ガニェール」(三つ星)と数々の名店で部門シェフを務め、クラシックから最先端のフレンチまで幅広く研鑽を積む。
2000年帰国後は、ガニェール氏の推薦により「ル・コルドン・ブルー東京校」にて6年半、料理講座教授を務める。
2006年、フレンチレストラン「ARGO」の総料理長に就任。和の要素も取り入れた、自由な発想のフランス料理で定評を得る。多くの専門学校の講師を務め、人材育成の分野でも積極的に活動しつつ、現在に至る。
FULLMOONの魅力
FULLMOONの素晴らしさは、私たちシェフやパティシエの「想像力と創造力を刺激する」存在である、ということ。
私自身、このシリーズを手にしたことで、今までにない料理へのインスピレーションが、次から次へと湧いています。
実際に使ってみると、使い勝手もよく、無味無臭であり離水も少ない。さらに、これまでにはない食感を実現できる。「これはすごい!」すぐに実感しました。
それからは新しい使い方を探るべく、試作にのめり込んでしまうほどでした。これから面白い料理が数々生まれると思いますよ。
Made in JAPANの安心
日本製という安心感も大きいですね。これまで海外の製品を使い続けてきたシェフやパティシエたちに、「どうして日本からこういう製品が生まれてこないのか」と思っていた人は、私を含め多かったと思います。
日本ならではの風土や食文化、繊細な味覚にマッチするものができるのではないか、日本にはそれを創り出す高い技術があるはずだ、そう思ってFULLMOONのような製品の出現を望んでいたわけです。
料理の可能性を広げるブランドFULLMOON
フレンチだけではなく、和食・日本料理、また、和菓子・洋菓子ともにお菓子の世界でも、すべての料理人にとって、新しいアイデアが生まれる素となる製品だと思います。
無味無臭であること、熱に強いこと、クラッシュしないこと、離水が少ないこと、などの優れた特性に加えて、今までにない新鮮な食感が、新しい料理のイメージを広げてくれるのです。
FULLMOONの登場によって、料理やお菓子の世界はさらに面白くなってくると思います。
これからのFULLMOONに期待すること
まだまだ未知のポテンシャルを秘めたブランドFULLMOON。今は、湧いてくるインスピレーションを、新しく手に入れた“技術”を使って、いろいろ形にしている段階です。
この新しい技術を使いこなすためには、まず我々料理人たちが「使い慣れていく」ことが大切です。そのためにも、若い料理人、パティシエたちに広くFULLMOON各製品の特性や使い方をしっかり伝えて行きたいと考えています。